楷書の古典から学ぶ
- 楷書の特徴
- 楷書の古典
- 私がおすすめする古典
楷書の特徴
楷書は、現代一般的に使われている書体です。他の書体より、書きやすく、見やすいので実用書として最も活躍している。
●基本となる点画は、それぞれ起筆・送筆・収筆の3つからなる。

●点画や形がはっきりしていて分かりやすい。
●一般的に横画が右上がりで、やや前のめりに構成されている
●背勢と向勢からなる。
背勢…向かい合う線が内側に反る字形 向勢…向かい合う線が外側に膨らむ字形

●方筆と円筆という書き方がある
方筆…各張った点画の書き方 円筆…丸みを帯びた書き方

楷書の古典
①九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんめい)
②孔子廟堂碑(こうしびょうどうひ)
③雁塔聖教序(がんとうしょうぎょうじょ)
④自書告身(じしょこくしん)
⑤牛橛造像記(ぎゅうけつぞうぞうき)
⑥鄭羲下碑(ていぎかひ)
⑦薦季直表(せんきちょくひょう)
⑧龍門造像記(りゅうもんぞうぞうき)
⑨顔氏家廟碑(がんしかびょうひ)
他にもまだまだ沢山の古典がありますが、以上の古典を知っていれば十分です。それぞれの特徴については、【楷書の授業】で解説してます。
オススメの古典〜これさえ練習すれば!!〜
楷書の古典といっても沢山ありすぎて何から勉強したらいいのか分からないという方必見!!
①九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんめい)

②孔子廟堂碑(こうしびょうどうひ)

③雁塔聖教序(がんとうしょうきょうじょ)

④牛橛造像記(ぎゅうけつぞうぞうき)

以上の4つの古典を勉強すれば、楷書の基礎を習得することができます。
また、作品制作をする上でも役に立つと思います!!